鋳造工程

当社では確実な鋳造のために、温室、湿度、焼却温度などの管理や、石膏の割合に試行錯誤を繰り返して最適な配合で行っております。
これらは長年経験している職人たちが見極め、管理、設定を行っております。

1. 01.

   ゴム型の作成

   樹脂原型やSV原型からゴム型を作成します。

   
2. 02.

   ワックス・ツリー作成

   ゴム型にワックスを流し込み、ジュエリーの型を作ります。
   ワックスのサイズ直しや修正、細かな検品をし、職人たちがツリーを作ります。

   
3. 03.

   埋没

   ワックスツリーを鋳枠にはめ込み、埋没材を静かに流し込みます。埋没材は、撹拌機で混合させ、真空脱泡します。
   そして流し込んだ埋没材が硬化するまで安置しておきます。

   
4. 04.

   脱ロウ

   前工程にて埋没した鋳枠を焼却炉の中に並べ、一晩焼成します。鋳造の工程においては、良し悪しが決まる重要な工程になります。

   
5. 05.

   鋳造（キャスト）

   鋳造機で、焼成された鋳型に地金を流し込みます。
   鋳造機は、金・銀用鋳造機とプラチナ用鋳造機で分かれます。

   
6. 06.

   埋没材除去

   鋳造から出てきた鋳型を「急冷」「徐冷」を行います。
   徐々に埋没材を除去してゆき、その後ウォータージェットで完全除去します。
   さらに酸洗いをすると地金の色が出てきます。
   ツリー状態のものを一つ一つ切断していきます。